カタールW杯への出場が“危機的” 怪我と闘う各国スターの動向を英特集、スペイン代表で危ぶまれる2選手は?

ドイツの守護神ノイアーは、チーム練習にようやく復帰

 日本とグループステージで対戦するスペインはMFダニ・オルモ(RBライプツィヒ)とFWミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)の2人が出場を危ぶまれている。サイドとインサイドハーフでプレーできるオルモは先日、左膝の負傷から戦列に復帰。ルイス・エンリケ監督からの信頼は厚いだけに状態が良ければメンバー入りは確実視される。3月に負った左膝前十字じん帯断裂の重傷からチーム練習に復帰したオヤルサバルは、まだ公式戦出場を果たしていないため指揮官の判断が注目される。同じく日本と同組のドイツでは、肩の負傷で離脱していたGKマヌエル・ノイアー(バイエルン)も10月31日にチーム練習にようやく復帰した。

 そのほかではオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥム(ASローマ)は腓骨骨折の影響で年内復帰は絶望。W杯も無念の欠場となる。ベルギーではエースFWロメル・ルカク(インテル)がハムストリングを負傷したことが10月31日に明らかになり、数日中に再検査が行われる予定。欠場となればベルギーにとっては大打撃となることは間違いない。

 カタールW杯開幕までおよそ3週間。史上初の冬季開催でプレミアリーグなどでは異例の過密日程で試合が行われている状況なだけに、これ以上の怪我人が出ないことを祈るばかりだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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