「ピッチでクオリティーを示すこと」 ブライトン監督が先発奪取の必要条件に言及
デ・ゼルビ監督はウンダフに結果を要求
イングランド1部ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督が、先発入りしていない選手がスターティングイレブンに割って入るための条件を語った。ブライトンの地元メディア「サセックス・ライブ」が報じている。
日本代表MF三笘薫が所属するブライトンは、2022年1月にベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズからドイツ人FWデニズ・ウンダフを移籍金600万ポンド(約10億円)で獲得した。ユニオンSGで残りのシーズンを過ごしたウンダフは、1シーズンで公式戦41試合に出場して27得点13アシストを記録。今シーズンから舞台をイングランドに移したが、ここまでの出場は公式戦7試合で通算121分間、ゴールは1得点にとどまっている。
ブライトンでは、イングランド代表FWダニー・ウェルベックがセンターフォワードで先発することが多くなっているが、ここまでは公式戦11試合の出場で3アシストとゴールは挙げられていない。そうしたなか、デ・ゼルビ監督はウンダフが先発になるためには、何が必要かを問われると、まだ十分なアピールができていないと感じていることを明かしている。
「彼がやるべきことは、ピッチで彼の持つクオリティーを示すことだ。練習でも、試合でも。以上だ」
単純明快な答えだが、ウンダフが練習や試合で十分なパフォーマンスを見せることができていないと、イタリア人監督は感じているようだ。
ユニオンSG時代からウンダフとチームメイトだった三笘も、まだプレミアリーグで先発出場した経験はない。現在は負傷離脱中だが、公式戦8試合で212分の出場とウンダフ以上に出場時間を得ている。鋭いドリブル突破を見せている一方で、まだゴールやアシストを記録できていないだけに、数字でもアピールができれば、初先発の可能性も高まるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)