セルティック旗手の“W杯行き”「何も言えない」 ポステコグルー監督がメンバー入りに見解「早すぎたかもしれない」
W杯行きへ当落線上の旗手、ポステコグルー監督が将来に太鼓判
スコットランド1部セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が日本代表入りの当落線上にいるDF旗手怜央がチームに欠かせないキーマンであることを強調した。英紙「デイリー・レコード」が報じている。
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今年1月にセルティックに加入した旗手はポステコグルー監督の下で中心選手として活躍。今季はここまで公式戦13試合に出場し、2得点2アシストをマークしている。
しかし、日本代表では出場機会に恵まれていない。9月に行われた欧州遠征に招集されたものの、アメリカ戦とエクアドル戦でいずれも出番なし。カタール・ワールドカップ(W杯)メンバー発表前最後のテストマッチでプレー機会が与えられなかったことから本大会でのメンバー入りの可能性が低いとの見方は強い。
ポステコグルー監督は「日本代表は中盤に経験豊富な選手が多く、彼(旗手)のような選手でも割って入るのは難しい」と語ったが、W杯に出場できるできないにかからず、セルティックにとってはキーマンであることに変わりはないことを強調した。
「彼のパフォーマンスは最も重要なこと。代表に選ばれても選ばれなくても、代表チームに起きていることに彼が集中力を奪われることはない。彼はいつもインパクトを残そうという強い意志を持って(クラブに)戻ってくる」
ポステコグルー監督は旗手のW杯メンバー入りについて「何も言えない」としつつ、「今回のW杯は彼にとって早すぎたのかもしれない。だが、それで彼が挑戦をやめることはないだろう。たとえメンバーに入らなくても彼はW杯後に代表チームの中心選手として活躍すると確信している」と旗手の将来に太鼓判を押した。
「これまでも説明してきたが、彼は24歳。まだプロ3、4年目で、まだまだこれからの選手だ。彼はここでの生活にもヨーロッパ、特にスコットランドのサッカーによく適応している。とても意志が強く、野心的な選手だ」
J1川崎フロンターレからセルティックへ渡っておよそ10か月。旗手はポステコグルー監督から絶大な信頼を寄せられている。
(FOOTBALL ZONE編集部)