デザイナーのNIGO氏の協力を得て実現したスペシャルコレクションを発表

　カタール・ワールドカップ（W杯）の開幕を1か月後に控えたなか、ピンクとグリーンの組み合わせによる日本代表のスペシャルキットが発表。トレーニングキットとして使われる1着に、「格好いい」「欲しい」「素敵なキット」などといった声が寄せられるなど海外で話題を呼んでいる。

　アディダス社より発表されたのは、「KENZO」アーティスティックディレクターであり、「HUMAN MADE」デザイナーのNIGO氏の協力を得て実現したスペシャルコレクション。“桜”や“桜餅”といった日本を象徴する文化からインスピレーションを受け、多くの和菓子に用いられるピンクとグリーンを組み合わせた日本的かつ調和のとれたカラーリングが採用されている。

　NIGO氏デザインによる「サッカー日本代表スペシャルコレクション」は、男女のサッカー日本代表が来月開催されるそれぞれの国際親善試合の前日に着用。女子は11月11日にスペインにて開催される国際親善試合「イングランド代表戦」、男子は17日にアラブ首長国連邦にて開催される国際親善試合「カナダ代表戦」の前日トレーニングで身に纏うことになる。

　カタールW杯では“折り紙”デザインのユニフォームを着用する日本。今回発表されたものはトレーニングキットとなるなかで、海外メディアはそのデザインに注目し、米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー番組「ESPN FC」公式SNSで画像をアップすると、海外ファンからは「ものすごく良い」「欲しい」「格好いい」といった反応が寄せられている。

　また、ユニフォーム関連に特化した海外メディア「Footy Headlines」でも「ユニークなカラーリングが特徴」と綴られ、そのデザインに熱視線。公式サイトのコメント欄には「素敵なキット」「気に入った」との声が上がっており、日本文化から着想された特別キットが注目を浴びていた。