右足首の負傷でノッティンガム戦は欠場

　イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、右足首の負傷で戦線離脱を余儀なくされている。離脱期間はおよそ2週間とされ、カタール・ワールドカップ（W杯）には間に合う見込みだが、クラブに与える影響は小さくなさそうだ。

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　ブライトンは現地時間10月18日に行われたプレミアリーグ第12節でノッティンガム・フォレストとホームで対戦。決め手に欠き、スコアレスドローに終わった。

　今季開幕ダッシュを決めたブライトンだが、チェルシーに引き抜かれたグラハム・ポッター監督の後任としてロベルト・デ・ゼルビ監督を迎えて以降の4試合は勝利なし（2分2敗）。そのなかで三笘は途中出場から強烈なインパクトを残しており、徐々にプレー時間が増やしていたが、前節ブレントフォード戦（0-2）で右足首を負傷。無念の戦線離脱となっていた。

　英地元メディア「Sussex Express」は「彼（三笘）は10日から15日で戻ってこられると思う」というデ・ゼルビ監督のコメントを伝えたうえで、三笘の重要性について次のように記している。

「この日本代表はリバプール戦（3-3）やトッテナム戦（0-1）ではベンチからインパクトのある交代要員として好印象だった。三笘はタイトなディフェンスをこじ開ける力がある。試合を支配しながら多くのチャンスをモノにできなかったフォレスト戦では彼のスキルが役に立っただろう」

　ブライトンは10月22日に2位のマンチェスター・シティ、29日に4位チェルシーとの強豪対決が控えているが、いずれも三笘は欠場する可能性がある。まだプレミアで先発出場の機会はないとはいえ、ジョーカーとして存在感を示す三笘の不在はこの大一番にも影響を及ぼすことになるかもしれない。