三笘薫は「我々が探している理想的な選手」 右足負傷で離脱も識者の高評価は変わらず
直近のノッティンガム戦はベンチ外で、さらに2試合を欠場する可能性あり
イングランド1部ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫は、現地時間10月18日に行われたプレミアリーグ第12節ノッティンガム・フォレスト戦(0-0)を右足の負傷により欠場した。ロベルト・デ・ゼルビ監督は戦列に戻るまで10~15日を擁する見込みだと語るなかで、サッカーサイト「Futbolik」を運営するトルコ人ジャーナリストのムスタファ・デミルタス氏は三笘に依然として高評価を与えている。
三笘は10月14日に行われたプレミアリーグ第11節ブレントフォード戦で、後半開始から右サイドハーフで途中出場。最終的に今季最長となる45分にわたってプレーしたが、出場からわずか2分で右足を痛めた。その後も右足を気にしながらプレーを続け、途中からは左サイドに入ってチャンスを作る場面もあった。しかし、0-2で敗れた試合後、松葉づえを付いてスタジアムを後にし、18日に行われた第12節のノッティンガム・フォレスト戦も欠場した。
試合後、デ・ゼルビ監督は三笘の状態について、「問題がある。私は彼が10日から15日で戻ることができると思っている。おそらく、その後にブライトンでプレーすることができ、その後にワールドカップ(W杯)に行くことになるだろう」とコメント。プレミアリーグ第13節マンチェスター・シティ戦、第14節チェルシー戦まで欠場する見込みで、復帰は11月5日のウォルバーハンプトン戦になる可能性があるという。
サッカーサイト「Futbolik」を運営するトルコ人ジャーナリストのムスタファ・デミルタス氏は自身のツイッターで、「私が今シーズン注目してる三笘は、ブライトンでスタメンに名を連ねる前に怪我をした。(ベルギー代表FWレアンドロ・)トロサールが前線3トップにスライドしたあと、ウイングバックは直線的になりすぎた。三笘は我々が探していた理想的な選手だが、(怪我で)もう少し待たないといけない」と高い評価を与えている。
カタールW杯もあるなかで状態は気にかかるところだが、三笘の注目度は依然として高いものとなっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)