「ひどい判定だ」 ネイマールへの“一発退場タックル”場面に賛否、派手な演技で転倒?「狡猾なダイブ」「接触はない」

ネイマールへの危険タックルに反響【写真:ロイター】
ネイマールへの危険タックルに反響【写真:ロイター】

マルセイユDFの危険性伴うタックルに非難も、ネイマールへの接触は最小限に?

 フランス1部リーグのパリ・サンジェルマン(PSG)対マルセイユの一戦(1-0)が現地時間10月16日にパルク・デ・プランスで行われたなか、PSGのFWネイマールへの“一発退場タックル”が物議を醸す一方、相手との接触は最小限にとどまっていたことも判明。海外では悪質なタックル、ネイマールの派手な転倒シーンそれぞれに賛否の声が広がっているようだ。

 問題のプレーが生まれたのは、PSGが1-0とリードして迎えた後半27分だった。ネイマールが敵陣中央でドリブルを試みると、マルセイユDFサミュエル・ギコがネイマールの足に向かって深いタックルを見舞いファウル判定に。危険プレーのギコにはレッドカードが提示されたなか、両軍の選手たちが入り乱れる乱闘騒動に発展し騒然となった。

 この危険タックルシーンが物議を醸し、英紙「デイリー・ミラー」では「ネイマールがマルセイユのDFサミュエル・ギコから容赦ないタックルを受け、大乱闘が勃発した」と驚きをもって報道。一方で、ファウルのシーンではネイマールへの接触が最小限にとどまっており、“ダイブ”を指摘する声も広まっている。

 英紙「デイリー・スター」は「ネイマール、解説者さえも欺く狡猾なダイブを披露」と見出しを打ち、「恐怖のタックルの端にいるように見えたが、リプレーでは、解説者さえも取り上げないほど、最小限の接触だったことが分かった」と報じている。実際、スロー映像を見ると、ギコの足はネイマールの足に向かっているものの、ほとんど接触していなかったようにも見える。

 記事ではSNS上に寄せられたファンの声も紹介され「ひどい判定だ。接触はほとんどない」「触れられてさえいなかった! 彼は恥だ! 才能のある選手が、ダイブでキャリアを積んだんだ」と、ネイマールの演技を非難するものも上がっているようだ。一方、一歩間違えれば選手生命を脅かしかねない危険なタックルだったのも事実で、「恐ろしいタックル」「彼のキャリアが終わってしまうところだった」とファウルシーンを快く思わない声も散見されるなど、賛否両論が渦巻いていた。

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