「永遠の10番」 元日本代表MF中村俊輔、アジア杯の美しいダブルタッチ→アウトサイド弾に再脚光「魔法の左足」「1番印象残ってる」

かつて日本代表で活躍をした中村俊輔【写真:Getty Images】
かつて日本代表で活躍をした中村俊輔【写真:Getty Images】

今季限りでの現役引退を発表、アジア杯公式SNSが2004年大会のゴールを投稿

 元日本代表MF中村俊輔が10月18日、所属するJ2横浜FCより、今季限りでの現役引退を発表した。レジェンドの引退にAFCアジアカップ(アジア杯)公式SNSも反応し、中村が最優秀選手(MVP)に選ばれた2004年大会のゴールに再び脚光を当てている。

 中村は桐光学園高から1997年に横浜マリノス(現・横浜F・マリノス)入り。その後、2002年以降は欧州に活躍の舞台を移し、レッジーナ(イタリア)、セルティック(スコットランド)、エスパニョール(スペイン)でプレーした。10年に古巣の横浜FMに復帰。17年からは磐田、横浜FCと渡り歩いた。

 日本代表としては2度のワールドカップ(2006年ドイツ大会、10年南アフリカ大会)に加え、アジア杯には3大会(2000年、04年、07年)に出場。司令塔として全試合にフル出場した04年大会では、決勝で開催国の中国を3-1で破って優勝し、大会を通して2得点3アシストの活躍でMVPにも選ばれている。

 そんな中村の現役引退が国内外で反響を呼んだなか、アジア杯公式ツイッターが「現役生活お疲れ様でした」とメッセージを送り、2004年大会のプレー映像を公開。大会初戦のオマーン戦(1-0)で相手のクリアミスを拾った中村がダブルタッチで1人をかわし、左足のアウトサイドで決めた美しい決勝ゴールシーンが添えられている。

 ファンからは「おお!これが見たかったのだ!!」「芸術」「大好きなゴール」「魔法の左足」「1番印象残ってる」「これ凄かった」「永遠の10番」「みんなで真似した」などの賛辞が続々と寄せられ、色褪せないファンタジスタのプレーに喝采が送られていた。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング