「ドリブルが得意だと思われているので…」 三笘薫が誓った“別のアピールポイント”は?
ブライトン公式サイトのインタビューで「いろんな方に勇気を与えたい」と意欲
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、今季ここまでプレミアリーグで先発出場はなく、6試合すべてが途中出場(プレータイム計102分)となっている。そのなかで、ドリブルは世界最高峰のリーグでも流れを変えるスパイスとなっているが、本人は「スルーパスやシュートも苦手ではない」とゴールへの関与に意欲を覗かせている。三笘のインタビューをクラブ公式サイトが伝えている。
今季、ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズからブライトンに復帰した三笘は、現地時間10月8日のプレミアリーグ第10節トッテナム戦(0-1)に後半22分から途中出場。直後に左サイドからDF3人をぶち抜く果敢なドリブルを見せるなど、トッテナムの守備陣に脅威を与えた。ドリブルだけでなくトロサールへ巧みなヒールパスを通すなど、技術の高さを存分に発揮した。
ここまでのプレミアリーグ6試合はすべて途中出場。三笘は流れを変える役割に理解を示しつつ、「僕はスタメンになりたいという思いは常に持っている」とスタメン奪取に意欲を燃やしていた。
ブライトン公式サイトのインタビューでは、「ドリブルは君のプレーの鍵だと思うけど、見る人がほかに期待できる部分は?」との質問も受け、ドリブルだけにとどまらない貢献を誓っている。
「今のところドリブルが得意だと思われていると思うので、いろんな対戦相手を抜いてどんどんチャンスを作っていきたいし、スルーパスやシュートも苦手ではないのでどんどん出していって、スコアの部分で関わっていきたい」
今季プレミアリーグでプレーする日本人は三笘と、名門アーセナルのDF冨安健洋のみ。三笘は「目標」として、「プレミアリーグでしっかり試合に出続けること、そして日本人は(このリーグ)に多くはないので、日本人選手にとって希望となるようなプレーヤーになりたいし、毎試合がすごく楽しいので、いろんな方に勇気を与えたい」と活躍を誓っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)