「お前ら、魂を見せろ!」 屈辱の15位に沈むミラン監督が本田ら選手全員を一喝

ウディネーゼに本拠地で0-1敗戦の不甲斐ないチームにモンテッラ監督が激怒

 ACミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は11日の本拠地ウディネーゼ戦で0-1で敗れた不甲斐ないチームに激怒。12日に行われた練習で日本代表FW本田圭佑ら選手を一喝したことが明らかになった。イタリア地元紙「コリエレ・デラ・セーラ」が報じている。

「全員が責任を取る時がやってきた。ピッチ上で魂を見せてくれ! 勝とうが負けようが、興味がないように見える。これからは名前は意味を持たない。フィールドに立つ資格のある人間になるには、今週のトレーニングでそれを証明しなければいけない」

 ミラネッロで行われた練習で、若き戦略家は選手全員に激怒したという。ポケットに手を突っ込み、低い声で本田ら選手全員にこの不振に関して同罪と決めつけた。そして、16日の敵地サンプドリア戦では実績を完全に無視し、パフォーマンスによってスタメンを選出すると宣言した。

 本拠地サン・シーロでウディネーゼ相手に無得点に終わったのは、1998年以来の屈辱。そして、チームも15位に低迷している。モンテッラ監督がやる気のないパフォーマンスに見えた選手たちに対して激昂すると、選手は「ミステル(監督)の言う通りです」と受け入れたという。

 本田はウディネーゼ戦の後半34分に今季初めてピッチに立ったが、投入後に失点を喫し、チームは敗れている。同僚とともに厳しい叱責を受けた本田だが、まずは屈辱を晴らすべく、スタメン出場の機会を手に入れたいところだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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