三笘薫は「すごく戦術的」 ブライトン監督が高く評価、アピール中のポイントとは?
デ・ゼルビ監督は「三笘は素晴らしい人間」とプレー以外の面も評価
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、今季ここまでプレミアリーグで先発出場はなく、6試合すべてが途中出場(プレータイム計102分)となっている。ポジションを争うベルギー代表FWレアンドロ・トロサールが好調なこともあって、スーパーサブを任されている状況だが、ロベルト・デ・ゼルビ監督は日本人アタッカーを高く評価している。ブライトン公式サイトがコメントを紹介している。
三笘は現地時間10月8日のプレミアリーグ第10節トッテナム戦(0-1)に後半22分から途中出場。直後に左サイドからDF3人をぶち抜く果敢なドリブルを見せるなど、トッテナムの守備陣に脅威を与えた。ドリブルだけでなくトロサールへ巧みなヒールパスを通すなど、技術の高さを存分に発揮した。
ここまでのプレミアリーグ6試合はすべて途中出場。三笘は「自分の役割を理解している。それを果たすことは嬉しい」と起用法に理解を示しつつ、あくまで先発出場を目指していることを改めて強調した。
デ・ゼルビ監督は三笘を高く評価しており、「会ってすぐに素晴らしい人間だと分かった」と語っている。
「三笘はすごく戦略的で、ビルドアップのプレーなどは彼がアピールしていることの1つだ。個人的には、次にどんなプレーを見出すか見るのが楽しみだし、アジャストできるようにしたい。しかし、トロサールは非常に素晴らしいプレーヤーで、(パスカル・)グロスも(ソロモン・)マーチも同様。ベストな解決策を見つけるのはなかなか難しい」
指揮官も頭を悩ませるアタッカーの起用法だが、今後の采配にも注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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