トッテナム、IT大手グーグルがスタジアムのネーミングライツを交渉中と英報道 「財政面の大きな後押し」
2019年4月にトッテナム・ホットスパースタジアムが完成して3年半が経過
イングランド1部トッテナムは、IT大手企業「グーグル」とスタジアムのネーミングライツについて交渉していると、英メディア「The Athletic」が報じている。
トッテナムは2019年4月、旧本拠地のホワイト・ハート・レーン跡地に総工費10億ポンド(約1610億円)をつぎ込んだトッテナム・ホットスパースタジアムをオープン。本拠地移転から早3年半が経過した。
その新本拠地スタジアムのネーミングライツについてグーグルと交渉を行っているという。世界的な人気を誇るプレミアリーグやUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の試合だけでなく、NFLやラグビー、ボクシングの試合や大規模なコンサートなどサッカー以外の興行も多く行われるスタジアムの命名権取得することはグーグルにとっても「明らかに魅力的」だとされ、トッテナムにとっては「アントニオ・コンテ監督の下で確実に前進を続ける彼らの財政面にとって大きな後押し」になると伝えられている。
世界で最も価値のある企業の1つであるグーグルは、近年スポーツ界とのパートナーシップに力を入れている。NBAやMLBなどと商業契約を結んでいるほか、今年3月にはF1チームのマクラーレンとパートナー契約を結んだばかり。サッカー界にも進出し、「グーグル・スタジアム」が誕生することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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