左SBでスタメン＆フル出場、サラーとマッチアップし3-2の勝利に貢献

　イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、現地時間10月9日に行われたプレミアリーグ第10節リバプール戦にフル出場し、3-2の勝利に貢献した。この試合で冨安は左サイドバック（SB）としてリバプールFWモハメド・サラーとマッチアップ。なかでも、サラーの仕掛けを完璧に対応したワンシーンが反響を呼んでいる。

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　今季怪我の影響で出遅れた冨安は、リーグ戦では試合終盤のわずかな時間での出場がこれまで目立っていたなか、リバプールとのホームゲームで左SBとしてリーグ戦スタメン復帰を果たした。

　アーセナルはFWガブリエウ・マルティネッリの電光石火のゴールで先制すると、FWブカヨ・サカの2得点で接戦をものにした。リードを奪うたびに追いつかれる展開となったものの、終盤までリバプールを相手にボールの主導権を握り、勝負強さを発揮。冨安は安定した守備で相手を自由にプレーさせず、マッチアップしたサラーに得点を許すことなくチームを支えた。

　試合を中継する「ABEMA」の公式ツイッターでは2人の対峙したワンシーンをピックアップ。サラーが左サイドで仕掛けたところを、冨安が完璧に身体を入れてボールを奪取した瞬間が収められており、ファンから「えぐい」「なぜこんな綺麗に奪えるのか」「タイミングが完璧」「漫画の止め方じゃん笑」「マジで最強すぎた」「バケモン」「これほんとにすごかった」と反響が広がっている。

　昨シーズンのプレミア得点王を抑え、勝利に大きく貢献した冨安。左右SBをこなすユーティリティー性を改めて示し、その能力の高さでファンを唸らせているようだ。