カタールW杯出場32か国「注目プレーヤー」を英メディア選出 「日本をダークホースにし続ける」森保Jのキーマンは?

英メディアが注目する日本代表のキーマンとは?【写真:ロイター】
英メディアが注目する日本代表のキーマンとは?【写真:ロイター】

英メディア「ナショナル・ワールド」が出場各国のキーマンを紹介

 11月のカタール・ワールドカップ(W杯)開幕まで2か月を切ったなか、英メディア「ナショナル・ワールド」は出場全32か国のキーマンを紹介。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、フランス代表FWキリアン・ムバッペら“各国の顔”が名を連ねるなか、日本代表からも1名がピックアップされている。

 9月に行われた欧州遠征でアメリカ、エクアドルとのテストマッチを実施した日本は、カタールW杯のグループリーグでドイツ、コスタリカ、スペインの3か国と対戦。優勝経験国2か国(ドイツ&スペイン)が同居する厳しいグループとなったなか、初のベスト8進出を目指す。

 本大会の開幕が刻一刻と迫るなか、「ナショナル・ワールド」は出場各国のキーマンを紹介。日本からはフランス1部ASモナコ所属のMF南野拓実がピックアップされ「ハードワークなスタイルとゴールに迫る個人戦術は、グループステージを通して日本をダークホースにし続けるだろう」と、その理由を説明している。

 南野は、今夏移籍先のモナコで好スタートを切れず、日本代表の欧州遠征ではエクアドル戦(0-0)にトップ下で先発出場したものの不発に終わり、十分なアピールはできなかった。それでも昨季までイングランド1部の名門リバプールに所属していたアタッカーは、世界的な注目を集める存在に変わりはないようだ。

 なお、グループEのライバル国となるスペイン代表からはFWフェラン・トーレス(FCバルセロナ)が選出され、「複数のオプションがスペインにはあるが、ルイス・エンリケ監督は、今季15試合で6得点5アシストをバルセロナのために記録しているカンプ・ノウのウインガーを好んでいるようだ」と説明されている。

 また、ドイツ代表からはFWカイ・ハフェルツ(チェルシー)の名が挙げられ「スペインに似て、GKマヌエル・ノイアー、MFヨシュア・キミッヒら、多くのスター選手がいる。だが、ハフェルツはチェルシーに加入後、決定的な役割を果たし、2020-21シーズンのCL(UEFAチャンピオンズリーグ)決勝とクラブW杯でも得点を挙げている」と、大舞台の強さが理由とされている。

 そして、コスタリカ代表からピックアップされたのはFWブライアン・ルイス(LDアラフエレンセ)。「37歳の彼はキャリアの終盤を迎えているかもしれない。だが、このアタッカーは2014年W杯のイタリア戦でのゴールように、何年にもわたってゴールでいくつかの番狂わせを起こしてきた」と、注目している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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