セルティック古橋は「素敵な男」 負傷交代の相手GKへの気遣いを現地紙称賛「品格を示す」

セルティックFW古橋享梧【写真:Getty Images】
セルティックFW古橋享梧【写真:Getty Images】

右膝前十字靭帯を断裂したライプツィヒGKグラーチを心配

 スコットランド1部セルティックは現地時間10月5日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節でRBライプツィヒ(ドイツ)と対戦し、1-3で敗れた。日本代表FW古橋亨梧はCL初アシストを決めたなか、負傷した相手選手を気遣う振る舞いが称賛されている。

 古橋、FW前田大然、MF旗手怜央とCL史上初となる日本人選手3人が先発出場したセルティックは、前半27分に敵地で先制を許す。しかし、後半3分、中盤でボールを奪うと前線の古橋に縦パスが入り、ペナルティーエリア内へ持ち込んでFWジョタの同点ゴールをアシストした。

 その後、ポルトガル代表FWアンドレ・シルバに2発を食らって1-3で敗れたセルティック。古橋は、そのなかでプレー以外にも海外メディアから注目されている。

 前半10分、ライプツィヒのハンガリー代表GKペーテル・グラーチが右膝を負傷。クラブからは前十字靭帯断裂の重傷で長期離脱が発表されたが、古橋はピッチに倒れ込み、担架で退場する相手守護神をそばで心配そうに見ていた。

 スコットランド紙「グラスゴー・タイムズ」は「古橋が品格を示す」と見出しを打ち、「古橋は相手のキャプテンの状態を確認するために、真っすぐ彼の元に向かった」とレポート。併せて、「キョウゴは世界で最もスポーツ精神に優れたサッカー選手」「素敵な男だ」「相手のGKを心配するナイスガイ」と海外ファンの声を紹介していた。

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