メッシとハーランド、最強ストライカーの“違い”とは? 名将ペップが驚きの回答「たった1人でやり遂げる」
名将ペップの目に映るメッシとハーランド、マンチェスター・ダービー後の回答が話題に
イングランド1部マンチェスター・シティに所属するノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドは、驚異的なペースで得点を挙げている。10月2日に行われたプレミアリーグ第9節のマンチェスター・ユナイテッド戦では今季3度目のハットトリックを達成して、6-3の勝利に貢献した。スペイン1部FCバルセロナ時代にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとも仕事をしていたジョゼップ・グアルディオラ監督は、驚異的な得点力を備える2人の違いについて試合後に語っている。
マンチェスター・ダービーに先発出場したハーランドは、1-0でリードして迎えた前半34分にベルギー代表MFケビン・デ・ブライネのCKからヘディングシュートを決め、この試合1点目をマーク。その3分後にもデ・ブライネのスルーパスから2点目を奪うと、後半にもMFセルヒオ・ゴメスのパスを受けて3点目を奪い、ハットトリックを達成した。
この日の3得点で、シティに加入してからの公式戦通算得点数を17ゴール(11試合出場)に伸ばしたハーランド。驚異的な活躍を見せているものの、グアルディオラ監督は改めてかつて指導したメッシの脅威を実感しているのかもしれない。
試合後の会見で「2人は異なる選手ですが、メッシがいた時もすべての試合で得点が期待できました。同じようなことがハーランドにも言えますか?」と質問されると、以下のように答えた。
「そうだね。違うのは、ハーランドはゴールをするためにチームメイト全員の力を必要とする。だが、信じられないことにメッシは、たった1人でそれをやり遂げてしまうんだ」
ゴールを量産しているハーランドの活躍には、グアルディオラ監督も満足をしているはずだが、メッシの凄まじさはさらにその上を行くようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)