ブライトン三笘薫が“プレミア注目株”に? サラーら代表2人翻弄…リバプール戦の「巧みな足技」を英称賛「新たな才能」
リバプール戦で英代表を手玉に、圧巻のドリブル突破が反響
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、10月1日のプレミアリーグ第9節・リバプール戦(3-3)で途中出場し存在感を発揮。イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドを翻弄するドリブルで見せ場も作った日本人アタッカーに、英メディアは「新たなタレント?」と熱視線を送っている。
インターナショナルマッチウィーク明けのリバプール戦で、三笘は後半20分から途中出場。すると2-3とビハインドの状況で迎えた同38分、ペナルティーエリア外左からのクロスからベルギー代表FWレアンドロ・トロサールの同点ゴールを演出した。
リバプールDFフィルジル・ファン・ダイクがわずかに触ったため惜しくもプレミア初アシストは付かなかったものの、チームに貴重な勝ち点1をもたらす働きを見せた。さらに見せ場はこれだけではなく、後半27分にアーノルドとのマッチアップシーンで見せた圧巻のドリブル突破に反響も寄せられた。
左サイドでパスを受けた三笘はゆっくりとボールを持ち出すと、右に行くと見せかけて、逆方向へ急加速。この一瞬の動きでアーノルドを転倒させると、さらにエジプト代表FWモハメド・サラーもかわしてエリア内へと侵入し、チャンスを演出しかけてみせた。
プレータイムは25分間と短時間ながらも、強豪相手にインパクトを残した三笘。英メディア「GIVE ME SPORT」では「ブライトンの三笘薫、巧みな足技でリバプールの2選手を置き去りに」とドリブルシーンに熱視線が送られ、「ブライトンに新たなタレント?」との見出しで、注目株としてそのポテンシャルに熱視線が注がれている。
「三笘がアンフィールドで見せたスタイルは、ブライトンにまた新たな才能をもたらした。(グラハム・)ポッターからバトンを受け継いだ(ロベルト・)デ・ゼルビは、同じように前向きで革新的なコーチであり、シーガルズがディビジョンで最も先進的なクラブであると考える理由は十分にある」
ブライトンは次節(8日)、ホームで現在3位のトッテナムとの一戦を控える。ジョーカーとして着実にアピールを続ける三笘は強豪相手に再びインパクトを残せるだろうか。