冨安健洋、森保ジャパン“謎”の離脱? 異常事態を英メディア懸念「何を意味するのか不明」

アーセナルでプレーするDF冨安健洋【写真:Getty Images】
アーセナルでプレーするDF冨安健洋【写真:Getty Images】

“クラブ事情のため”に代表チーム離脱も、情報不足でノースロンドンダービー欠場の可能性危惧

 イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、9月23日に行われた国際親善試合のアメリカ戦(2-0)にフル出場した後、“クラブ事情のため”にチームを離脱した。英国メディアは冨安に関する情報が少ないことから、次節のトッテナム戦(10月1日)を欠場するのではと疑問を浮かべている。

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 ふくらはぎの負傷により昨季後半戦の大半を欠場した冨安。今季はプレミアリーグ開幕節のクリスタル・パレス戦(2-0)を欠場したものの、第2節レスター・シティ戦(4-2)から戦線に復帰。すべて途中出場とはいえ、ここまで6試合に出場していた。

 日本代表にも復帰し、アメリカとの親善試合では90分間フル出場を果たした。センターバックとしてスタートし、選手交代が行われた後半にはアーセナルでの定位置である右サイドバックでもプレーした。

 そんな冨安は、アメリカ戦後に代表チームから一足先に離脱となり、27日のエクアドル戦(0-0)は欠場した。日本サッカー協会はその理由を「クラブ事情のため」と発表している。

 冨安が代表活動を途中で切り上げたことについて、英地元メディア「フットボール・ロンドン」は「冨安の合流に関してはどこか謎に包まれている」とレポート。「理由は『クラブ事情のため』となっている。90分間フル出場したアメリカ戦で負傷した事実はないが、実際にはそれが何を意味するのかは分からない」と続けた。詳細が明らかにされていないため、何らかの異常があったのではと懸念しているようだ。トッテナムとのノースロンドンダービー欠場の可能性も危惧している。

 1月のリーグカップ準決勝セカンドレグのリバプール(0-2)戦では痛みを抱えたままの冨安を試合に強行出場させ、その後に状態を悪化させてしまった経験があるだけに、ミケル・アルテタ監督も冨安の起用にはより慎重になっていると伝えられている。カタール・ワールドカップに出場する日本代表にとって冨安の状態が万全であり続けることを願うばかりだが、それはアーセナルにとっても同じことだろう。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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