ロナウジーニョ氏はデ・ブライネを「お気に入りの選手」に挙げる

　元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏は、現役時代にサッカー界屈指のファンタジスタとして鳴らした。そんな天才が、ベルギー代表MFエデン・アザール（レアル・マドリード）に「トップレベルに戻ることを願っている」とメッセージを送っている。ベルギーメディア「voetbalnieuws」が伝えた。

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　ブラジル代表の一員として、2002年に開催された日韓ワールドカップ（W杯）で優勝したロナウジーニョ氏は、スペイン1部の名門FCバルセロナでも2005-06シーズンにUEFAチャンピオンズリーグを制覇。2005年にはバロンドールを受賞するなど、数々のタイトルを獲得した。

　現役引退後は、2020年3月にパラグアイに入国しようとしたところ、偽造パスポートを使用していることが発覚して約5カ月にわたって拘束され、新型コロナウイルスにも感染するなど、お騒がせぶりは相変わらず。生涯獲得収入が200億円とも言われるなか、破産報道も巻き起り、波乱万丈の人生を送っている。

　イベントのため、ベルギーを訪問しているロナウジーニョ氏はベルギー紙「La Dernière Heure」に、ベルギー代表について語っている。

「赤い悪魔の3選手（MFアレクシス・サレマーカーズ、MFチャールズ・デ・ケテラエル、FWディボック・オリギ）が、私の古巣であるミランでプレーしている。（ケビン・）デ・ブライネは私のお気に入りの選手だ。彼のスタイルが好きだ。エデン・アザールはドリブラーではないが、素晴らしいテクニックを持っている。いい選手だし、ベルギー人選手の中ではプレーが最も私に似ている。トップレベルに戻ることを願っている」

　2019年のレアル移籍以降、怪我や体重オーバーで輝きを失っていたアザールに対して、ロナウジーニョ氏はエールを送っていた。