アーセナル冨安が今季初スタメン&フル出場で高評価 ELチューリッヒ戦の“安定プレー”を英絶賛「堅実」「エレガント」

アーセナルDF冨安健洋【写真:Getty Images】
アーセナルDF冨安健洋【写真:Getty Images】

ELチューリッヒ戦で右SBとして先発、盤石なパフォーマンスで勝利に貢献

 イングランド1部アーセナルは、9月8日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループA第1節で、スイス1部FCチューリッヒと対戦し、2-1で勝利した。アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋は、今シーズンの公式戦で初めてスタメン出場し、フル出場。チームの勝利に貢献したなか、現地メディアは冨安のプレーに「7点」の高評価を与えている。

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 前半から主導権を握ったアーセナルは、前半16分に19歳のブラジル人FWマルキーニョスのゴールで先制する。前半終了間際にPKで同点に追いつかれたものの、後半16分には右サイドのマルキーニョスが、左足で上げたクロスをイングランド人FWエディ・エンケティアがヘディングで決め、勝ち越しに成功する。追加点こそ決められなかったが、このままリードを守り切ったアーセナルがELで白星スタートを切った。

 この試合で、今シーズン初めてフル出場した冨安について、英メディア「フットボール・ロンドン」は、DFの選手ではチーム最高タイの「7点」を付け、「一晩を通じて、十分に堅実だった。攻撃面ではあまり貢献できなかったものの、後方における信頼感がありアーセナルがプレッシャーをかけ続けることを可能にした」と、守備面を評価した。

 また、英メディア「90min」も、センターバックのDFロブ・ホールディングとDFガブリエルに「5点」を付けた一方で、冨安には「7点」の高評価。「右サイドで高い位置に侵入し、危険なポジションを取った。ボールを持った時もエレガントで、落ち着いていた」と、冨安のプレーを寸評している。

 英メディア「イブニング・スタンダード」も、同じく「7点」を付け、「日本代表選手にとってシーズン最初の先発出場で、安定したパフォーマンスを見せた。試合を通じて、ミスを犯すことがほとんどなかった」と、評価をしている。

 昨シーズンは加入1年目でアーセナルのレギュラーの座を掴んだ冨安。今シーズンは負傷により、これまで途中出場が続いたが、この試合をきっかけに再びレギュラーに返り咲くこととなるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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