ブライトン三笘、チーム最高タイ「7点」高評価 今季最長プレーで英称賛「真の脅威だった」
フルハムとのアウェー戦で途中出場、1-2敗戦もスピードと突破力発揮
日本代表MF三笘薫の所属するイングランド1部ブライトンは、現地時間8月30日に行われたプレミアリーグ第5節でフルハムと対戦し、アウェーゲームを1-2で落とした。三笘は後半18分から、FWダニー・ウェルベック、DFタリック・ランプティとともにピッチに送り出され、左サイドからチャンスを作り出した。同点に追いつくことはできなかったものの、存在感を示した三笘は、この試合でも評価を高めている。
前節から中2日の試合で、先発の期待も高まっていた三笘だが、この試合もベンチスタートに。ここまで3勝1分けと無敗で4位のブライトンだったが、この試合では後半3分にCKから先制されると、同10分にも追加点を与えてしまう。
2点のビハインドを背負ったブライトンは、PKで1点を返すと、三笘らを投入して、さらに攻勢に出た。三笘は約30分の出場機会で、左サイドからパスやクロスを入れてチャンスを作り出したが、最後まで追いつけずに1-2で今季初黒星を喫した。
このプレーぶりにブライトンの地元メディア「Sussex Live」は、チーム最高タイの7点と評価し、「ランプティと同じように、彼のスピードと突破力は、左サイドからホームチームに問題を引き起こした。ただし、ラストパスには改善の余地がある」と、推進力を評価した一方で、キックの精度に改善を求めた。
また、同じく地元メディアの「Sussex Express」も、「ランプティ同様に、ベンチから出てきた三笘は真の脅威だった。ボールを持っても、ボールがなくても、とても速く、鋭かった。フルハムのDFにとっての問題となった」と、途中出場から好機を作った三笘を評価した。
昨シーズン、ベルギーを席巻した三笘は、途中出場が続いているもののプレミアリーグでも活躍できることを示しつつある。この試合では、今季最長の出場時間を与えられており、今後のさらなる活躍に期待が懸かる。