ブラジル代表OBがタレント不足の現状を一刀両断! 「基準に達しているのはネイマールだけ」

大混戦のW杯予選は予断を許さない状況に

 ブラジルはリオ五輪で史上初の金メダルを獲得したが、ネイマール抜きで参加した6月のコパ・アメリカ・センテナリオでは29年ぶりとなるグループステージ敗退を喫した。またW杯南米予選でも、首位アルゼンチンと勝ち点2差とはいえ現在5位と予断が許されない状況となっている。それゆえにジュニオール氏の目には、現在のチームがかつての黄金時代のものに比べて物足りなく映るのだろう。

 1日のエクアドル戦ではネイマールだけでなく、リオ五輪でも活躍したFWガブリエル・ジェズス(パルメイラス)が2得点を挙げるなど新世代も台頭しつつある。ネイマール依存からの脱却、そして“黄金の中盤”や“3R”のような新ユニット結成を果たすためには若手選手の急成長が必須――かつてのレジェンドの言葉は、彼らに向けた発破であることは間違いない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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