ドイツ開催はセルティックにとって「朗報」 日本代表の欧州遠征に英紙注目「欧州以外に移動する必要がなくなるのはメリット」

日本代表の欧州遠征がドイツで開催、セルティックにとっては朗報?【写真:Getty Images】
日本代表の欧州遠征がドイツで開催、セルティックにとっては朗報?【写真:Getty Images】

日本代表は9月にアメリカ、エクアドルと対戦

 日本サッカー協会(JFA)は8月16日、9月の欧州遠征2試合がドイツのデュッセルドルフで開催されると発表した。スコットランド紙「ヘラルド」は、この決定を同1部セルティックにとって「朗報」と報じている。

 欧州遠征は9月のインターナショナル・マッチウィークに行われ、23日のアメリカ戦、27日のエクアドル戦の2試合をキリンチャレンジカップ2022として開催。試合会場はドイツのデュッセルドルフ・アレーナで、11月開幕のカタール・ワールドカップ(W杯)前で最後の代表活動になる。

「ヘラルド」紙では、セルティックに日本代表候補になる選手が3人所属するとして「アンジェ・ポステコグルー監督にとっては、国際色豊かな選手たちがヨーロッパ以外の国へ移動する必要がなくなるのは大きなメリットだ。彼らはリーグ戦、国内カップ戦、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージと、すでに多忙なスケジュールをこなしている。古橋亨梧と前田大然は6月のキリンカップで活躍し、旗手怜央は1キャップを追加することを望んでいる」と、日本など欧州から離れた地域での活動にならなかったことのメリットを報じた。

 また、セルティックではセンターバックのDFキャメロン・カーター=ビッカーズがアメリカ代表に招集される可能性も十分にあるとして、その観点からも日本とアメリカの試合がドイツで開催されることが歓迎されるべきことだとされた。

 現在の欧州組が大半となった日本代表のメンバーを鑑みれば、シーズン開幕から間もない時期であり、クラブ内でのポジション争いも激しい時期だけに、欧州での活動が選択されたことは選手たちにとっても朗報と言えるのかもしれない。

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