イブラ代理人が衝撃の暴露 今季の新天地候補とされたミランは「眼中になかった」

「イタリアのチームと彼では階級が違う」

 そうした経緯の末にユナイテッド移籍が決定的とされるなかで、最後の最後まで「可能性がある」とされ続けたのが、2012年までプレーした古巣のミランだった。

 しかし、ライオラ氏はイブラの選択肢の中にミランが含まれていなかったことを暴露。年俸の高額さからイタリア勢が獲得できる可能性はなかったと話した。

「イタリアのチームと彼では、階級が違う。イタリアに彼を雇えるチームは存在しない。残念ながら、眼中になかったということになる。ミランが世界中を見渡しても彼にとって心のクラブであるとしても、だ」

 ミランは昨夏からシルビオ・ベルルスコーニ会長がイブラの帰還を熱望し、資金難にあえぐなかでも強化責任者のアドリアーノ・ガリアーニCEOがイブラ帰還に向けて策を弄して奔走したとも現地メディアでは盛んに報じられていた。しかし、それは最初の時点から徒労に終わることが結論づけられていたようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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