米メディアがレスターの戦力を“歴代最強”と絶賛 「132年の歴史でこれほど強力だったことはない」

22億円でムサ、41億円でスリマニを獲得し、前線の争いは一気に激化

 レスターの日本代表FW岡崎慎司は、強力なライバルの加入により、昨季以上の熾烈なポジション争いを強いられるそうだ。米・スポーツ専門テレビ局「ESPN」は、レスターの戦力をクラブ132年の歴史上で“最強”と分析している。

 レスターは今夏の移籍市場にて、1600万ポンド(約22億円)でナイジェリア代表FWアーメド・ムサ、そして2970万ポンド(約41億円)でアルジェリア代表FWイスラム・スリマニを獲得。UEFAチャンピオンズリーグも見据えて、前線の大型補強を敢行した。

 これにより、攻撃陣のポジション争いは昨季とは比べ物にならないほど激しくなりそうだ。プレミア得点ランキング2位で、リーグMVPに輝いたイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディは不動の存在。ただ、彼のパートナーを誰が務めるかというのが、定位置争いの焦点となる。

 そうした状況下、岡崎はリーグ開幕戦こそムサに先発の座を譲ったが、以降の2試合ではスタメンに返り咲いた。リーグへのフィットに関しては未知数のスリマニ、昨季6ゴールのFWレオナルド・ウジョアを抑えて、岡崎が先発の有力候補である事実に変わりはない。同局は新戦力の2人についてこう分析する。

「(スリマニ加入前に)最高額で獲得したムサは狡猾さを備え、現在はシンジ・オカザキを失脚させようと奮闘している。ムサは有力候補だが、スーパーサブの役割を受け入れる必要がありそうだ。スリマニも先発は保証されていない」

 

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