勝てないリバプールのロジャーズ監督の苦悩 「負けるに値しないが勝つにも十分でない」

0-1も内容的には完敗

◇プレミアリーグ第10節ニューカッスル1-0リバプール(11月1日=セント・ジェームズ・パーク)
 リバプールは1日、プレミアリーグ第10節でニューカッスルと対戦し、0-1とアウェーで敗戦を喫した。
「負けるに値しない試合ではあったが、勝つにも十分でない試合だった。私たちはファイナルサードにおいてのクリエーティブさや発想力が欠けていた」
 ブレンダン・ロジャース監督は、試合後のインタビューで淡々とそう語った。
 先日行われたキャピタル・ワン杯4回戦で貴重な同点ゴールを決めた元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが先発出場を果たし、4-3-3システムで試合に臨んだ。序盤からなかなか攻撃のリズムをつくれず、前半をスコアレスで折り返す。後半も低調なパフォーマンスに停滞していると、同28分に途中投入の相手FWアヨセ・ペレスに先制点を許してしまう。
 その後、イングランド代表FWリッキー・ランバートを投入し、2トップシステムにシフトするも得点には及ばず。クリーンシートに抑えられ、手痛い黒星で勝ち点を積み上げられなかった。
 ニューカッスルのシュート数14本に対し、リバプールが放ったシュートはわずか6本。CKの本数も、相手の7本に対して2本に留まっている。結果のみでなく内容でも精彩を欠いていたことがデータにも表れている。
 ここまで期待に応えることができていないレッズの攻撃陣は、一体どこに問題を抱えているのだろうか。

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