なでしこ川澄同僚の“美人GK”が悲痛な叫び 米女子代表6カ月出場停止で「17年の貢献が台無し」

「臆病者」発言で処分のGKソロが、精神的ショックで今季クラブでの試合も欠場へ

 シアトル・レインのアメリカ女子代表GKホープ・ソロが、リオデジャネイロ五輪の準々決勝でPK戦の末に敗れた後、対戦相手のスウェーデンを「臆病者の集団」と発言した問題で、アメリカサッカー連盟から6カ月間の出場停止処分を受けた。この処分にショックを受けたソロは、精神的ショックからクラブでのプレーも困難な状況に陥り、残り4試合となった今季の残り試合を欠場することになった。

 なでしこジャパンFW川澄奈穂美、MF宇津木瑠美の同僚でもあるソロは、自身のツイッターで声明を発表。連盟による処分に不服との見解を示し、計17年間、202キャップという偉大な記録を積み重ねてきたにもかかわらず、処分はあまりにも厳しいと感じているようだ。「私はアメリカ女子代表から解雇され、17年に渡る貢献が台無しになった」と悲痛な胸の内を明かした。

 処分は代表での活動のみだが、精神的ショックによりクラブでのプレーもできない状況にあるという。「私が愛するシアトル・レインでのシーズンを終わりにする決断をした。メンタル的に、私はまだあそこにいられる状態じゃない」と今季の残り試合の欠場を明言した。

 2008年北京大会と12年ロンドン大会で2度の五輪金メダルを獲得し、15年のFIFA女子ワールドカップでは世界一に輝いた。アメリカ女子サッカー界のレジェンドが、受難の時を迎えている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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