韓国は「絶対に叩く」 日本代表3選手、因縁のライバルを警戒「球際に激しい」

(左から)杉岡大暉、相馬勇紀、町野修斗【写真:高橋 学】
(左から)杉岡大暉、相馬勇紀、町野修斗【写真:高橋 学】

日本は27日の韓国戦で勝てば優勝、引き分け&黒星で韓国に栄冠

 森保一監督率いる日本代表は、7月24日のE-1選手権第2戦で中国と対戦し、0-0の引き分けに終わった。一夜明けた25日に選手たちがオンライン取材に応じ、大会優勝を懸けた27日の韓国戦に向けて意欲を覗かせ、それぞれ「激しい」とライバルのイメージを語っている。

 初戦の香港戦で6-0と快勝した森保ジャパンは、中国戦でサンフレッチェ広島の選手5人をスタメン起用。ボール保持率65.4%対34.6%、シュート数20対4と中国を上回ったものの、最後の局面で精度を欠いて0-0ドローに終わった。

 1勝1分の日本に対して、韓国は初戦で中国に3-0、第2戦の香港戦で3-0と2連勝。27日の日韓戦で日本は勝利が条件となる一方、韓国は引き分けでも優勝が決まる。

 宿敵との対戦に向けてMF相馬勇紀(名古屋グランパス)は、「試合を少し見たけど球際に激しいところがある。勝つつもりしかないので絶対に叩く気持ちの準備はできている。それをピッチで示したい」と力を込める。

 また、FW町野修斗(湘南ベルマーレ)が「絶対に勝たないといけない相手だと思うし、かなり激しい戦いが90分続くと思う。覚悟と自信を持って挑みたい」と語れば、DF杉岡大暉(湘南)も「強度が高く、最終予選に出場した選手もいる。韓国らしく、この大会でも勝っている。自分たちも負けないようにやって、勝って優勝を決めたい。日韓戦はテレビで見て、激しい戦いになっていた印象がある。チャンスをもらえたら自信を持ってプレーして、チームの勝利のためにやれたらいい」と必勝を誓う。

 3人とも「激しい」という韓国のイメージを口にしており、球際での攻防の行方が試合の趨勢を左右する。国内組の急造チームで臨む森保ジャパンがライバル相手にどんなパフォーマンスを見せるのか注目だ。

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