“金欠ミラン”はピリピリムード? モンテッラ監督が中国人オーナーへの皮肉発言を謝罪

同じ中国資本のインテルは82億円補強を敢行

 地元テレビ局のインタビューでモンテッラ監督がミランの悲しい現実を皮肉ったように、同じ中国企業である蘇寧グループに買収されたインテルとは今夏の移籍市場での動きは全く違う。

 移籍市場の終盤に7200万ユーロ(約82億円)を投じて、リオデジャネイロ五輪で3得点を決めたブラジル代表FWガビゴルこと、ガブリエル・バルボサと、スポルティングから欧州選手権の優勝メンバーであるポルトガル代表MFジョアン・マリオを獲得した。

 その一方で売却手続きが完了しない状況から、ミランの中国人オーナーは強化部に補強資金の制限を言い渡していると、イタリアメディアは報じている。3年連続で欧州カップ戦出場権を逃したかつての名門は開幕前の補強もうまく進まずに苦戦が予想されるが、“チャイナ・ミラン”はジョークの一つも許されないピリピリムードに包まれているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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