宮市亮が接触して転倒 中国DFの“ハードチャージ”に日本代表OBが見解「普通はあれだけのスピードで行かない」

日本代表FW宮市亮【写真:高橋 学】
日本代表FW宮市亮【写真:高橋 学】

前半38分、宮市がチュー・チェンジェと交錯してピッチに倒れ込む

 森保一監督が率いる日本代表は7月24日、E-1選手権第2戦で中国と対戦。前半38分、FW宮市亮(横浜F・マリノス)がハードチャージで倒されたシーンで、試合を中継するフジテレビでジョン・カビラ氏と副音声を担当する元日本代表FW大久保嘉人氏は、「普通は止まる」と中国DFのプレーについて見解を述べた。

 日本は7月19日の香港戦で6-0と勝利。中国戦はGK大迫敬介らサンフレッチェ広島の選手を5人スタメン起用する陣容で臨んだ。

 日本はFW宮市亮(横浜F・マリノス)が右サイドで果敢にドリブル突破を仕掛けるなど、中国ゴールを脅かす展開。そのなかで前半19分、ボールを持ったMF森島司(サンフレッチェ広島)に対して、中国DFハ・ユーポンが激しいタックルをお見舞い。削られた森島はピッチに倒れ込み、ガミニ・ニボン・ロベシュ主審はハ・ユーポンに対してイエローカードを提示した。

 日本の攻勢が続くなか、前半38分には再び中国の選手の激しいプレーが飛び出す。宮市がスルーパスに反応して抜け出すと、食らい付くDFウー・シャオツンのほかに、キャプテンのDFチュー・チェンジェも猛スピードでゴールライン際へカバーに入り、そのままで宮市と交錯した。

 宮市は接触でピッチに倒れ込み、しばらく動けず。最終的に大事には至らなかったが、大久保氏も副音声の中でこのプレーについて「普通は止まる。あれだけのスピードで行かない」と言及。「それだけ気合いが入っていたとも言えるかもしれません。(サッカーは)格闘技とも言われるほど戦いですから」と、見解を述べていた。

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