川崎MF瀬古のミドルシュートに鋭く反応、間一髪で難を逃れたシーンに熱視線

　フランス1部パリ・サンジェルマン（PSG）は、7月20日に行われた日本ツアーの初戦でJ1川崎フロンターレと対戦。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの先制ゴールなどで2-1と勝利したなか、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマの超絶セーブに「これ触ってるのすごっ」「それ止めるんだ」と驚きの声が上がっている。

　PSGはこの日本ツアーで川崎、浦和レッズ、ガンバ大阪と対戦。初戦となった川崎戦では、メッシ、フランス代表FWキリアン・ムバッペ、ブラジル代表FWネイマールの最強3トップが揃い踏みで、守備陣には元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスやブラジル代表DFマルキーニョス、ゴールマウスにはドンナルンマが立った。

　前半から両チームともにチャンスを作りながらもスコアレスで迎えた前半31分、メッシの右足で試合が動いた。左サイドからムバッペがファーサイドへクロス。エリア内ファーサイドでモロッコ代表DFアクラフ・ハキミが落とすと、これに反応したメッシの右足シュートが相手に当たりながらゴール左へ決まった。

　PSGは後半にもMFフアン・ベルナトのアシストからFWアルノー・カリムエンドが加点し、リードを2点に。後半39分、コーナーキックの二次攻撃から川崎DF山村和也にヘディングシュートを決められ1点差に詰め寄られたものの、1点のリードを最後まで守り切り、日本ツアー初戦を2-1で制した。

　守護神のドンナルンマは、後半17分に交代するまで抜群のセービングを披露。なかでも注目を浴びたのが、後半8分のシーンだ。自陣中央で川崎MF瀬古樹のボール奪取された流れからミドルシュートを浴びると、強烈な一撃がゴール枠内を強襲。この場面で鋭い反応を見せたドンナルンマは、右手先にわずかに触れて間一髪で難を逃れた。

　まさに1点ものと言えるシーンでの超絶セーブに、ファンからは「これ触ってるのすごっ」「アレ止めるか」「凄すぎる」「それ止めるんだ」「それ触るか」といった驚きの声が続々。スター軍団のゴールマウスを守るGKの一流プレーに熱視線が注がれていた。