「非常にポジティブな一週間」と、ポッター監督がポルトガルキャンプを総括

　日本代表MF三笘薫の所属するイングランド1部ブライトンは、7月16日に行われたポルトガル1部エストリウとのプレシーズンマッチに4-1で勝利し、ポルトガルでのプレシーズンのキャンプを終えた。三笘が初出場し、初ゴールを決めた一戦で、グレアム・ポッター監督はチームに手応えを感じられたようだ。ブライトン地元紙「The Argus」が報じている。

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　レンタル先のベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズからブライトンに復帰した三笘は、2-1と1点リードで迎えた後半開始から左ウイングバックでピッチに立つ。後半2分にはハーフウェーライン付近から持ち味のドリブルで仕掛け、シュートまで持ち込んだ。

　そして後半20分、右サイドからパラグアイ代表FWフリオ・エンシソがスピードあるグラウンダーのクロスを入れると、ゴール前で絶妙なポジションをとっていた三笘がワンタッチでゴール。デビュー戦で初ゴールを挙げ、決定力を見せた。

　その後、ブライトンは1点を加え、4-1で勝利。ブライトンのポッター監督は、試合会場のピッチに不満を持っていたようで、「率直に言って、難しいピッチコンディションだったが、選手たちの姿勢は素晴らしかった。とてもうまく対応してくれた。彼らの姿勢は本当に素晴らしかったし、とても喜んでいる。非常にポジティブな1週間になった」と、ポルトガルでのキャンプを総括した。

　この試合後、ブライトンはイングランドに戻り、19日からトレーニングを再開する予定だという。デビュー戦で、しっかりと結果を残した三笘だが、シーズン開幕までにさらなるアピールすることができるだろうか。