ニュルンベルク戦で初ゴールを含む2得点の活躍

　今夏にマンチェスター・シティからアーセナルに加入したブラジル代表FWガブリエル・ジェズスが現地時間7月8日のニュルンベルク戦（5-3）の後半から移籍後初出場を果たし、2ゴールをマークする上々のデビューを飾った。

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　今夏の目玉補強が早速期待に応えた。ドイツ2部ニュルンベルクとの親善試合でジェズスは後半開始と同時にピッチに立った。前半に2失点してビハインドを背負った状況のなかで、右サイドでボールを持ったブラジル代表は中央のFWエディ・エンケティアとのワンツーでエリア内に侵入。右足のシュートでGKのニアサイドをぶち抜く豪快なシュートでネットを揺らした。出場からおよそ90秒で挨拶代わりの初ゴールを奪った。

　その後、アーセナルはMFモハメド・エルネニーの強烈なミドルシュートと2つのオウンゴールなどで4-2と逆転に成功。後半28分に1点差に詰め寄られたものの、迎えた同30分、左サイドのFWガブリエウ・マルティネッリのクロスにジェズスが合わせ、この試合2点目のゴールを奪った。アーセナルは激しい点の取り合いとなった試合を5-3で制した。

　英紙「ザ・サン」は「ドイツ2部相手のプレシーズンマッチとはいえ、4500万ポンド（約74億円）のストライカーのインパクトは彼がこの夏最高の新加入選手の1人となりうることを示唆した」とジェズスの活躍を絶賛した。