元日本代表FW大津祐樹、突発性難聴の回復を報告 「左耳の聴力が完治しました」 チーム合流も示唆「ピッチで感謝の気持ちを」

磐田でプレーするFW大津祐樹(写真右)【写真:Getty Images】
磐田でプレーするFW大津祐樹(写真右)【写真:Getty Images】

「病気と闘っている方」に向けて治療の詳細もツイート

 J1ジュビロ磐田の元日本代表FW大津祐樹が公式ツイッターを更新。「ご報告です。本日の聴力検査の結果で左耳の聴力が完治しました」と綴り、先日公表した左耳の突発性難聴が完治したことを報告した。

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 昨季磐田に移籍して在籍2年目の大津は、今季J1リーグ戦全16試合に出場して3得点をマーク。4月28日の第10節・名古屋グランパス戦(2-1)では2分間の2ゴールで逆転勝利に貢献するなど、チームでも欠かせない存在となっていたが6月18日のリーグ第17節サガン鳥栖戦はベンチ外だった。

 大津は6月21日に自身の公式SNSを更新し、左耳が突発性難聴であると診断されたことを報告。14日に違和感を感じて病院で受診。8日間入院し、初期治療を終えたが、左耳からはほとんど音が聞こえない状態だとしていた。

 そのなかで、7月4日にツイッターで「ご報告です。本日の聴力検査の結果で左耳の聴力が完治しました」と報告。そして、「公表した理由の1つでもある病気と闘っている方に少しでも力になれればと思い詳細も書かせていただきます」と続けている。

「まず『聖隷浜松病院でステロイド治療』を8日間行いその後東京へ行き、『東京医科歯科大学病院の高圧酸素治療』『一掌堂治療院の針治療』をほぼ毎日10日間両方ともの治療を続けました。僕の症状からすると入院から退院する時には正直本当に良くて50%の聴力回復しか望めないし、50%まで戻らない可能性も高いので覚悟してくださいと伝えられた状況でした。それがほぼ100%近い聴力回復をする事ができました」

「今までこの症状から回復をした人は病院のデータ上ほぼ0だったそうです。僕が伝えたいのは『早期治療の大切さと諦めずにできる治療はすべて行ってほしい』という事です。正直どの治療が効いたのか僕自身も分かりません」

「ただ諦めずに治療することで限りなく0に近い数%の可能性でもひっくり返す事ができるかもしれないという事です。今回治療に関わってくださったすべての方々、最初に異変に気づき病院へすぐに向かわせた妻、そしてサポーターの方々から頂いたパワーのおかげで奇跡的な回復をする事ができました」

「本当に感謝しています。ここからはチームのトレーニングに合流し、コンディションを上げピッチで感謝の気持ちを伝えれるように頑張ります!!」

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