「掘り出し物を獲得」 南野拓実にモナコが期待する“育成”と“万能さ”「多くの起用法を与えてくれる」
南野拓実はリバプールからモナコ入りが決定
日本代表MF南野拓実は、イングランド・プレミアリーグのリバプールからフランス1部モナコへの移籍が発表された。モナコの地元ニュースサイト「モナコ・トリビューン」では「刺激的な南野の移籍発表」として、「掘り出し物を獲得した」と報じている。
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南野は今季のリバプールで国内リーグ二冠に大きく貢献したものの、リーグ戦では思うような出場機会を得られなかった。移籍が濃厚とされる中で、モナコは南野を移籍金1800万ユーロ(25億2000万円)で獲得したとされる。
レポートでは南野自身の「このエキサイティングなプロジェクトに参加できることをとてもうれしく思う。新しい環境で、チームのために全力を尽くしたい」という加入にあたってのコメントを紹介している。
またスポーツ・ディレクターのポール・ミッチェル氏による「彼は私たちが長年追跡してきた選手であり、ヨーロッパに来てから最高レベルの経験を積み、多くのタイトルを獲得してきた。勝利の文化を持ち、ピッチ上の様々なポジションでプレーする能力を持ち、代表チームの中心選手としての地位を確立している彼が若いチームの育成に貢献し、グループの目標達成に貢献してくれると確信している」というコメントも紹介した。
そして「前線のどこでもプレーできる万能選手であり、フィリップ・クレメント監督に対戦相手や試合状況に応じて多くの起用法を与えてくれる重要な存在だ」と、モナコが南野獲得に成功したことを称賛し「経験豊富で多方面で活躍できる南野が、キャリア全盛期に4年契約で加入したのだから間違いなく掘り出し物を獲得した。そして、モナコが国内でもヨーロッパでも魅力的なシーズンを展開する上で、最初から自分の足跡を残す力がある」と期待を込めている。
フランスリーグ所属ながらモナコ公国に本拠地を置き、ルイ2世スタジアムのすぐ先はフランスとの国境。世界中のセレブが居を構えて春には毎年F1モナコグランプリも開催される美しい国で、南野は期待を持って歓迎されている。
(FOOTBALL ZONE編集部)