南野拓実、移籍金25億円超…仏モナコ移籍でクラブ間合意 個人合意も週末完了へ「絶好のタイミング」と現地報道
南野の動向に注目「これからメディカルチェックを受け、個人的な条件を話し合う予定だ」
イングランド1部リバプールに所属する日本代表MF南野拓実が、フランス1部モナコへ移籍することでクラブ間合意したと英メディアが一斉に報道。「これから南フランスに渡り、メディカルチェックを受け、個人的な条件を話し合う予定だ」と伝えている。
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現在27歳の南野は、2020年1月にオーストラリア1部ザルツブルクからリバプールへ移籍。21年2月にサウサンプトンへ期限付き移籍し、21年夏から再びリバプールへ復帰したなか、限られた出場機会のなかで公式戦20試合10ゴールの結果を残してFAカップとリーグカップの2冠に貢献していた。
英「ヤフースポーツ」は「リバプールは南野拓実の売却を間近に控え、この日本代表は当初の予想どおりプレミアリーグに留まることはないだろう」と指摘。さらに、リバプールとモナコがクラブ間合意に達したと伝えている。
今後の動向について「この27歳は今後、南フランスに渡りメディカルチェックを受け、個人的な条件を話し合う予定だ。順調であれば、彼の移籍は週末が終わる前に完了する」と触れつつ、移籍金は1550万ポンド(25億8000万円)としており、「リバプールは南野への初期投資の約2倍を手にすることになる」と記している。
11月にはカタール・ワールドカップ(W杯)も控え、日本代表としても活躍が期待される南野。記事では、世界屈指の攻撃タレントの多いリバプールではレギュラーの座を確保するのは容易ではないとしつつ、「リバプールからの移籍は南野にとって絶好のタイミングとなる。アンフィールドでは誰にも失望させなかったし、モナコではレギュラーになることを望んでいる」と続けた。
モナコは昨季リーグ・アン3位で、予選を勝ち抜けばUEFAチャンピオンズリーグ(CL)にも出場できる。南野が新天地でフル稼働する姿が見られるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)