神戸・三木谷会長が審判を取り巻く環境に見解 「我々の主張が間違えているなら、その映像を見せてほしい」

神戸の三木谷浩史代表取締役会長【写真:高橋 学】
神戸の三木谷浩史代表取締役会長【写真:高橋 学】

マッチコミッショナーに、別の映像はあるが見せられないと言われたことも明かす

 J1ヴィッセル神戸の三木谷浩史代表取締役会長が、自身の公式ツイッターを更新。6月18日に行われたJ1リーグ第17節柏レイソル戦(1-3)のPK判定に関して不服を訴えていたなか、「今回は、徹底的にやらせてもらう」と意思を表明した。

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 1-1で迎えた前半41分、柏が神戸陣内で攻め込み、こぼれ球に柏MF戸嶋祥郎と神戸DF菊池流帆が飛び込む。ペナルティーエリアのライン上付近で先に菊池がボールに触ったかに見え、その後戸嶋が足を抱えて倒れ込んだ。

 佐藤隆治主審は、ペナルティーエリア外の部分で菊池のファウルがあったとして、柏のFKと判定した。その後、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入し、オンフィールドレビューの結果、ペナルティーエリア内でのファウルだったとして、柏のPKに判定を変更。MFマテウス・サヴィオが冷静に決め、結果的にこれが決勝点となった。

 三木谷会長は試合後、「あれがファール。。。」「いくらなんでも酷すぎると思う」「正式にJ Leagueに抗議文を提出します。VARを見て、どうしてこの判断になるのか、意味が不明だ」と3回にわたってツイートし、判定に納得がいかない様子を窺わせていた。

 さらに、翌6月19日にも三木谷会長は3回にわたって自身のツイッターで投稿を行っている。

「結局、日本は審判批判はいけないという風土があるが、俺はそれは違うと思う。人間だから、ミスもあるだろう。うちに有利に働いたこともあるだろう。ただ、それに物申すなということが日本の審判のクオリティが進化しない原因だ。今回は、徹底的にやらせてもらう」

「そして空振った足の踵がボールに先にあたっているようにしか、俺には見えない。違うなら映像を見せてほしい」

「マッチコミッショナーにもし別の映像があるなら見せてくれと言ったら、それはあるけど、見せられないと言われた。俺にはそれも理解不可能だ。誤審は誤審で仕方ない。我々の主張が間違えているなら、その映像を見せてほしい。そしてそれがJリーグの基準ならそれを審判委員会で徹底してほしい」

 柏戦でのPK判定にとどまらず、レフェリーを取り巻く環境についても持論を述べている。

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