レスターがマフレズと2020年までの契約延長を発表! 移籍の噂が飛び交うも流出阻止に成功

攻撃のキーマン慰留に成功し、MF陣崩壊の危機を免れる

 移籍の噂が絶えなかったレスター・シティのアルジェリア代表MFリヤド・マフレズが、クラブとの契約を2020年6月末まで延長を果たした。クラブ公式サイトで発表された。

 マフレズは奇跡の初優勝を果たした昨シーズンに17得点11アシストを記録して、PFA年間最優秀選手賞を受賞。イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディとともにチームをけん引した。

 オフに入るとバルセロナやパリ・サンジェルマン、アーセナル、チェルシーといったメガクラブからの関心が次々と報じられるようになった。シーズン開幕が近づくにつれ、移籍の噂は徐々に収まりを見せ、ヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ会長がインスタグラムでマフレズとのツーショット写真を公開するなど、移籍騒動の火消しに躍起になっていた。

 仏メディアによってマフレズの移籍示唆発言がレポートされ、再び今夏の退団が取り沙汰されるようになった矢先の公式発表となった。レスターは今夏だけで主将のDFウェズ・モーガン、エースのヴァーディ、守護神GKカスパー・シュマイケル、2008-09シーズンの3部時代からチームを知るMFアンディ・キングと契約延長を果たしていた。

 MFダニー・ドリンクウォーターやMFジェフリー・シュラップに移籍の噂が浮上しているとはいえ、現時点では優勝メンバーからの流出はここまでフランス代表MFエンゴロ・カンテ(チェルシー)のみにとどめている。さらに“魔術師”の異名を持つマフレズの残留が事実上決定し、チーム完全崩壊の危機は免れそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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