止まらぬアーセナルの“負の連鎖” 開幕戦で守備崩壊もベンゲル監督「パニックになる必要はない」

補強失敗に負傷者続出… 本拠地での開幕戦でリバプールに3-4と敗れる

 アーセナルは14日に今季のプレミアリーグ開幕戦で、リバプールを本拠地エミレーツ・スタジアムに迎えたが、乱打戦の末に3-4で敗れ、開幕黒星スタートとなった。アーセン・ベンゲル監督は試合後に「パニックになる必要はない」と冷静さを保ったが、負傷者続出の守備陣が脆さを見せる不安の残る幕開けとなった。

 試合は激しい点の取り合いによるシーソーゲームとなった。前半31分、アーセナルがFWテオ・ウォルコットのゴールで均衡を破るも、後半に入ると試合の主導権は徐々にリバプールへ移っていく。前半終了間際にMFコウチーニョが直接FKをゴール右隅に決めて同点とすると、後半4分にMFアダム・ララーナ、同11分に再びコウチーニョが決めて一気に逆転した。

 同18分にはサウサンプトンから新加入のFWサディオ・マネが、ドリブル突破から左足の強烈なシュートをサイドネットに突き刺して4-1。リバプールのクロップ監督も喜びを爆発させた。同19分にMFアレックス・オックスレイド=チェンバレン、同30分にDFカラム・チェンバースが得点を決めてアーセナルも追いすがったが、反撃及ばずに3-4で敗北を喫した。

 英衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューに応じたベンゲル監督は、チームの出来には当然満足していないものの、焦る必要はないと強調していた。

 

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