“最高の教科書”と対峙したセビージャ清武 イニエスタからスペインで生き抜く術を見出したか

スペイン紙のインタビューで激白 「いつもイニエスタのビデオを見ている」

 セビージャに今季新加入した日本代表MF清武弘嗣にとっての“最高の教科書”は、バルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタのようだ。スペイン紙「マルカ」のインタビューに応じ、「彼のプレーをいつも見て、なぜ相手の動きを見極められるのかを推測しています」と話している。

 清武は9日(日本時間10日)のUEFAスーパー杯レアル・マドリード戦で延長戦を含む120分間にわたって出場。14日(同15日)に行われたバルセロナとのスペインスーパー杯第1戦でも、先発フル出場を果たした。ボールに多く絡む動きと労を惜しまない献身性は、今季からチームを率いるホルヘ・サンパオリ監督にも認められ、定位置奪取に近づいている。

 UEFAスーパー杯でのプレーを受けて、スペイン最大級の規模を誇る同紙も清武に注目し、「ハノーバーでの2シーズンで10ゴールを挙げ、チームは昨季降格したが全体的に顕著なプレーを見せた。彼のプレースタイルを明確にしたい」とのことでインタビューを実施した。そこで清武は、中盤のプレーヤーとしての理想をイニエスタに感じていると語った。

「自分はいつもイニエスタのビデオを見て、なぜ相手の動きを見極められるのかを推測しています。なぜ彼はそのようなプレーができるのか不思議だし、同じピッチで彼とプレーできることにとても興奮しています」

 

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