「韓国は負けたけど1点取った」 セルジオ越後氏、日本の“ブラジル戦惜敗”に物足りなさを指摘「思ったよりもワクワクしなかった」

ブラジルと対戦した日本と韓国【写真:Getty Images & 髙橋 学】
ブラジルと対戦した日本と韓国【写真:Getty Images & 髙橋 学】

越後氏&松木氏、日本の戦いぶりに一定の評価「戦う気持ちはあった」「1点で抑えられた」 

 サッカー解説者のセルジオ越後氏が6月6日、自身のYouTubeチャンネル「セルジオ越後チャンネル『蹴球越後屋』」で、松木安太郎氏をゲストに迎え、キリンチャレンジカップ・ブラジル戦(0-1)を生配信。「戦う気持ちはあった」と日本の戦いぶりに一定の評価を与えつつも、ブラジルから1点をもぎ取った韓国代表を引き合いに出し、「韓国は負けたけども1点取った。そんなに引かなかった」と攻撃面での物足りなさに触れている。

 序盤から攻撃の圧力を強めたブラジルに対して、日本は守備に軸足を置きながら反撃のチャンスを窺う展開が続く。ブラジルペースで試合が推移したなか、後半30分にはFWリシャルリソンに対してMF遠藤航が寄せ、これがPKの判定。相手のエースFWネイマールに決められ、日本は0-1で敗れた。

 越後氏は「戦う気持ちはあったと思う。それを物語るのは数字。ものすごくファウルしているし、イエローカードをもらっている。権田もいいセーブをしていた。守る意識が強かったから、なんとか少ない失点になった」と、日本の粘り強い戦いに一定の評価を与えた。

 実際、ブラジルにシュート21本、枠内シュート5本を打たれたが、日本は19回のファウルや2枚のイエローカードなど身体を張った守備を披露。松木氏も日本の守備を称えた一方、「1点をもぎ取りにいく姿勢はもっとほしかった。1点で抑えられた評価もある。その一方で、1点をどうやって取りにくいか」と口にした。

“1点をもぎ取りにいく姿勢”については越後氏も課題に挙げており、「思ったよりもワクワクしなかった。韓国は負けたけども1点取った。そんなに引かなかった」と、2日の試合でブラジルに1-5と大敗するも1点を奪った韓国の戦いぶりに言及している。

 松木氏も「そこは物足りなさを感じてる。我々も贅沢になってきている」と要求のレベルが上がっていることを認めつつ、攻撃面でのさらなるアグレッシブさを期待していた。

【読者アンケート】日本代表@ブラジル戦

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