ドルトムントCEOが主力流出に苦言 香川ら“出戻り組”も「移籍は過ちだったかもしれない」

ヴァツケCEOが相次ぐメガクラブ移籍に警鐘を鳴らす

 ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOが、2014年にマンチェスター・ユナイテッドから復帰した日本代表MF香川真司ら出戻り組について「ドルトムントからの移籍は過ちだったかもしれない」と批判している。ドイツ地元紙「Zeit」が報じている。

 ドルトムントにはユルゲン・クロップ前政権で評価を上げ、メガクラブ移籍を果たしながらも多くの出場機会を得られずに“出戻り移籍”を果たした選手が相次いでいる。

 11年にレアル・マドリードに移籍したトルコ代表MFヌリ・シャヒン、12年にユナイテッドに移籍した香川に続き、今季開幕前には13年にバイエルンへ移籍したドイツ代表MFマリオ・ゲッツェが帰ってきた。

「ユナイテッドやレアルのような究極的な金満クラブで苦労することは恥でもなんでもない。チームとしてのスピリットを強調することよりも、チーム内でのより熾烈な競争が存在するからだ。(香川とシャヒンの)二人を復帰させたことは間違いではない。我々から移籍したことは過ちだったかもしれない」

 ヴァツケ氏はこう語った。ドルトムントでの輝きを新天地で放てなかった3選手の移籍の判断は、誤りだったと指摘している。

 

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