リバプール南野に「残留の可能性が浮上」 英メディア、“残すべき理由”を指摘「快適に見えた」

リバプールMF南野拓実【写真:Getty Images】
リバプールMF南野拓実【写真:Getty Images】

今夏移籍の可能性が浮上も、マネ退団が現実味を帯び状況一変

 イングランド1部リバプールに所属する日本代表MF南野拓実の去就を巡り、現地メディアでは来季もチームに留まる可能性が指摘されている。クラブ専門メディア「ROUSING THE KOP」は「アンフィールドに長期滞在することになるかもしれない」として、動向への見解を綴っている。

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「サディオ・マネの退団で、来季もリバプールに残留の可能性が浮上」との見出しが打たれたオピニオン記事では、“10番”を背負ったセネガル代表FWサディオ・マネの退団が浮上している状況を踏まえ、「アンフィールドに長期滞在することになるかもしれない。静かに素晴らしいシーズンを送ってきた南野にとっては、門戸が開かれることになるかもしれない」と記されている。

 南野は今季、リーグ戦では満足な出場機会を得られなかったものの、FAカップとリーグカップ(カラバオカップ)ではチームトップの得点を稼ぎ、2冠獲得に大きく貢献。それでも、来季も出番が限られる可能性があることから退団の可能性が盛んに報じられ、現地メディアではイングランド国内、さらには、セリエAクラブからの関心が伝えられてきた。

 しかし、マネの退団が現実味を帯びてきていることから状況は一変。「ROUSING THE KOP」は「タキを残すべき理由」としてその見解を綴り、「南野が最近のマネのような中心的な役割を担えないというわけではない。ユルゲン・クロップのセットアップの中で適切な役割を担っているとは決して思えない。しかし、彼が中央でプレーする時はいつも、最も快適に見えた。そのポジションを阻む選手が一人減ったことで、ようやくそこに足を踏み入れることができるかもしれない」としている。

 来季の去就について、南野本人は先日、UEFAチャンピオンズリーグ決勝後に決断するとコメント。今秋にカタール・ワールドカップ本大会を控えるなか、日本代表の“10番”がどのような決断を下すのかに注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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