「こりゃ上手い」 鹿島・鈴木優磨の“クライフターン”が話題、わずか1タッチで相手転倒…「美しい」

鹿島FW鈴木優磨【写真:小林 靖】
鹿島FW鈴木優磨【写真:小林 靖】

FW上田綺世のゴールを演出した鳥栖戦でのワンシーンにJ公式SNS注目

 鹿島アントラーズは、5月25日のJ1リーグ第15節・サガン鳥栖戦で打ち合いを演じ、4-4の引き分けに終わったなか、FW鈴木優磨がFW上田綺世のゴールを演出したシーンにJリーグ公式SNSが注目。繊細タッチで相手を翻弄した場面を「クライフターン」と形容すると、「こりゃ上手い」「美しい」といった賛辞が寄せられている。

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 ホームに鳥栖を迎えたこの一戦は、後半アディショナルタイムに3点が飛び出す乱打戦になったことも話題になったが、鹿島の前線を牽引する鈴木が見せたワンプレーにJ公式SNSが熱視線を注いでいる。脚光を当てたのは、2点を追う後半23分、上田のゴールをお膳立てしたシーンだ。

 中央のMF三竿健斗から右サイドのMF樋口雄太へボールが渡った場面で、すかざすペナルティーエリア内右へ侵入した鈴木は、樋口からパスを受けるとボールを奪いに来た鳥栖FW岩崎悠人のスライディングタックルをヒールでかわす。この動きでフリーになったなか、中央で待ち構えていた上田へ丁寧にラストパスを通した。

 一瞬の判断と技が光ったワンシーンを、J公式SNSの投稿では「鈴木優磨選手の繊細タッチ クライフターンで上手くかわし上田綺世選手に完璧なパスを供給します」と紹介。オランダの英雄ヨハン・クライフにより生み出されたとされるテクニックになぞらえ、相手をワンタッチで翻弄したプレーを称えた。

 ファンからは「素晴らしい判断とプレー」「惚れ惚れしてしまった」「美しい」「こりゃ上手い」といった脱帽の声が上がったほか、欧州でのキャリアを経て今季Jへ復帰後、ここまで6ゴール6アシストと結果を残すストライカーのプレーに「本物のプロになって帰ってきた」との指摘も寄せられていた。

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