最大23人登録が可能のなか、5月24日には21名を発表

　日本サッカー協会（JFA）は5月24日、6月1日から同19日までウズベキスタンで開催されるU-23アジアカップに出場するU-21日本代表メンバー21人を発表した。最大23人を招集できるなかで、大岩剛監督は2名を追加招集する意向を示している。

　2024年パリ五輪出場を目指すU-21日本代表は、今年3月のドバイカップU-23に向けて本格始動し、6月にはウズベキスタンで行われるU-23アジアカップに参加予定。日本はグループDに入り、サウジアラビア、アラブ首長国連邦（UAE）、タジキスタンと対戦する。

　メンバーには今年鳴り物入りでプロ入りしたゴールデンルーキーのFC東京MF松木玖生、ドイツ1部シュツットガルトへ移籍したDFチェイス・アンリ、浦和レッズのGK鈴木彩艶らが名を連ねている。

　大岩監督は5月24日のオンライン会見冒頭、「今回、メンバーを発表させていただくけれども、経緯としてはJリーグの各クラブに多大な協力をしてもらって感謝している。難しいタイミングでのアジアカップへの参加になるが、たくさんのクラブの協力があって参加できる。非常に感謝している」と各クラブへ感謝の言葉を述べた。

　最大23人を呼べるなかで、この日発表されたのは21人。ミッドウィークと週末に開催されるJリーグの試合を受けて、残り2人を選ぶという。

「最大で23人が登録可能だが、このタイミングでの発表は21人にさせてもらっている。Jリーグの関係者、感謝とともに非常に過密で、今日の発表から明日と週末に試合をしてから代表期間。選手のコンディションや怪我の状況を見て21人を発表させていただき、2試合を終えたあとに残りの2人を発表させてもらう形にしている。Jリーグのクラブ、海外のクラブも含め、お互いに尊重しながら進めている。それを理解していただけると嬉しい」

　残り2人に関しては、中盤、前線の選手を選ぶことが濃厚となっている。