モウリーニョが明かした途中出場のマタをベンチに下げた理由 「彼が最も背が小さかったから」

両者の間の溝は埋まったのか

 モウリーニョ監督は空中戦に強さを持つレスター対策として、身長170センチと小柄なマタの交代を決断したと説明した。

 チェルシー時代の2013-14シーズンにはモウリーニョ監督がマタを戦力外とし、14年1月にユナイテッドへ放出した過去がある。今回のモウ・ユナイテッド誕生時にも真っ先に戦力外になる可能性が高いとレポートされていた。それだけに今回の起用法には注目が集まったが、ポルトガル人指揮官はマタのパフォーマンスについて「彼はいいプレーをしたと思う。私が求めるものを確かに示してくれた。我々は勝ちたいと思っているし、みんなにハッピーでいてもらいたいんだ」とコメント。一定の評価を与えているようだ。

 モウリーニョ監督は構想外の選手については、1分もプレーさせないと発言していた。元ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーにはリザーブチーム行きを言明するなど非情な決定を下した一方で、出場機会を得ているマタは少なくとも指揮官の構想に入っていることは間違いないようだ。2人の間に生じた溝は、すでに埋まっているのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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