イブラが有言実行の決勝弾! 新生マンUが王者レスターを2-1で破り“一冠”獲得

決勝点はカリスマFWの“神”ヘッド!

 0-1で迎えた後半、レスターは岡崎とオルブライトンを下げて新加入のFWムサ、MFグレイを投入して攻撃を活性化。すると後半7分、レスターはMFフェライニのバックパスが短くなったところをヴァーディが鋭い出足で奪い、GKデ・ヘアをかわして無人のゴールにシュートを流し込んだ。エースの一撃で、試合を振り出しに戻した。

 しかし、その後はユナイテッドが圧倒的にボールを支配。そして試合を決めたのは、「ユナイテッドの神になる」と宣言していた新加入のイブラヒモビッチだった。同38分、右からのクロスに飛び込み、空中戦の強さを武器とするDFモーガンに競り勝ってヘディングシュートをゴール右に叩き込んだ。

 ユナイテッドは後半アディショナルタイムに、途中出場していたMFマタに代えてMFムヒタリアンをデビューさせた。レスターは終了間際のセットプレーでGKシュマイケルをゴール前に残すパワープレーを敢行したが、反撃は実らなかった。

 このコミュニティー・シールドに向けて「1試合で1つのトロフィー」と公式戦デビューでのタイトル獲得を誓っていたイブラヒモビッチの活躍により、2-1でユナイテッドが勝利。モウリーニョ監督率いる新生“レッド・デビルズ”が、幸先の良いスタートを切った。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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