【DOGSO検証】神戸DF菊池流帆の一発レッド退場、“適用4要件”に見合った正当なジャッジ

退場した神戸DF菊池流帆【写真:Getty Images】
退場した神戸DF菊池流帆【写真:Getty Images】

G大阪パトリックを倒した神戸DF菊池にDOGSO判定

 ヴィッセル神戸は5月8日、J1リーグ第12節のガンバ大阪戦を0-2で落としたなか、DF菊池流帆が「Denying an Obvious Goal-Scoring Opportunity」(DOGSO/通称ドグソ/決定的な得点機会の阻止)により一発退場となった。

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 前半31分、ロングボールに反応したG大阪FWパトリックとマークについた神戸の菊池がペナルティーエリア中央手前でマッチアップ。パトリックが体を前に入れようとした際、菊池が後方からのスライディングタックルでパトリックを倒した。

 池内明彦主審はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)と交信。オンフィールドレビュー(OFR)を実施したうえでDOGSOの対象と判断し、菊池に対しレッドカードを提示した。

 DOGSOを適用する場合は、以下4要件を“すべて”満たすことが必要となる。

(1)反則とゴールとの距離
(2)全体的なプレーの方向
(3)ボールをキープ、またはコントロールできる可能性
(4)守備側競技者の位置と数

 今回のファウルは、ペナルティーエリア手前での事象なので(1)ゴールとの距離は十分“近い”と言える。また、(2)全体的なプレーの方向もゴール正面に向かっており、(3)ボールをキープ、またはコントロールできる可能性もトラップの位置から全く問題ない。

(4)守備側競技者の位置と数についても、周りにいた神戸側の選手が追い付ける可能性は低く、ファウルがなければ「GKと1対1」となりうる場面だった。

 SNS上ではファンから「やむなし」「退場は妥当」「これはさすがにDOGSOでしょ」と、ジャッジの妥当性を指摘する声が多く寄せられていたが、今回の事象は4要件を満たしていると言えそうだ。

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