“日本のメッシ”久保建英「自分のゴールで雰囲気が良くなれば…」全日本ユース優勝と得点王に笑顔

年上にも当たりで負けないように努力

 こう悔しがった久保はバルセロナ時代に世界中の天才児と切磋琢磨していたが、FC東京でも自分なりに成長の糧を探している。

「高校生相手にはコンタクトで勝てていない。真正面からいったら負けてしまう。できるだけ当たらないようにプレーしています。多少の当たりで負けないように努力しています」

 体格で圧倒的な差がある3歳年上の選手にどう勝つのか。苦心しながら自らを磨き上げている久保は日本一について質問されると晴れやかな笑顔を浮かべた。

「自分は小学生の時に色々な大会を見に行っていて、いつか日本一になりたいと思っていました。実際になれて嬉しいです」

 サッカー界の将来を担う“日本のメッシ”は逞しく成長している。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

 

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