“日本のメッシ”久保建英「自分のゴールで雰囲気が良くなれば…」全日本ユース優勝と得点王に笑顔

「決めるだけのゴールが多かった」と謙遜も7戦5発で得点王

 “日本のメッシ”が喜びを爆発させた。FC東京U-18所属のバルセロナの下部組織でプレーしていた注目のU-17日本代表FW久保建英は4日、第40回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会決勝戦、FC東京U-18対清水エスパルスユース戦で後半から途中出場を果たし、2-0勝利に貢献した。

 3歳年上のカテゴリーで7試合5得点の活躍で得点王に輝いた久保は全日本ユース優勝と得点王の喜びを語った。

「自分のゴールで少しでもチームの雰囲気がよくなればいいと思ってプレーしていました。結果的に得点王になりましたけど、決めるだけのゴールが多かったです。チームの総合的なうまさ、レベルの高さが自分のゴールにつながりました。みんなに感謝しています」

 スペイン地元紙も「ゴラッソ」と特集するほどのゴールラッシュでチームの2008年大会以来3度目のタイトルに貢献したが、スーパー中学生に慢心などなかった。しっかりとした受け答えでチームメートへの感謝を表明した。

「タフな連戦? 自分は途中交代で試合に入っています。先発メンバーが疲れている時に入る。みんなより負担が軽い時に入るので、自分が率先してプレスに行きたいと考えていました。疲れはあったけれど、みんなより全然少なかったです。(2-0リードで)時間帯的にも守りの時間帯でした。少しでもチームの雰囲気が変わればいいと思ってプレーしました」

 

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